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2000.3.2 |
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携帯電話インターネット接続の標準化が新しい形で始まった…携帯電話の普及が急速に進んでいる。しかもインターネット接続のiモードがヒットをとばしたため、業界・政官界が揃ってフィーバー気味である。「ついに日本の時代が復活する」という強気の発言まで聞こえてくる。特に、インターネット接続を武器にした、アジア市場への浸透期待感が強いようだ。勿論、インターネット接続やコンテンツ開発のノウハウは欧米でも通用する、という目論見のようだ。機器メーカーも、携帯電話搭載の高性能ICの開発能力が武器になるという感触を得て、久しぶりに自信を回復したようだ。実際、欧米進出を加速化するメーカーも多い。 こうした動きは欧米から注目されている。しかし、スムースに日本のシステムが世界に広がるとは限らない。これが、「標準化」の怖さである。 というのは、2000年2月2日、移動体通信のインターネット無線接続の標準化フォーラムが発足したからである。この組織は、今までのCDMA規格を作成・普及するために組織化された機構とは相当異なる。標準機構や、技術リーダーが参加者を募る任意団体タイプから脱皮しようという、強烈な意思を感じさせる体制を敷いたからである。 このフォーラムの特徴は、様々なタイプの企業が一同に会していることである。これからの情報通信技術を切り開く力量を持つ各界リーダーの揃い踏みだ。従って、上手く機能すれば、これからの規格作りのプロトタイプになる。まさに試金石といえよう。(但し、技術で一歩先を進んでいるといわれる、日本の代表的通信企業名はファンディング・メンバー・リストに掲載されていない。) 当然ながら、無線通信規格作成で常に登場してきたEricsson、 Nokia、 Motorola、 Qualcomm が参加する。 次のような技術志向企業が参加するというのも、ユニークだ。 -技術開発型企業:Telcordia(旧母体はBell Communications Research)、Tekelec(信号処理)、Synacom Technology(無線ネットワーク) -インターネット・アプリケーション開発企業:Portal Software、Solect、IP Mobile これ以外に錚々たる企業が並ぶ。代表的なメンバーをあげると: -高速ルーターのリーダー:Lucent Technologies、 Nortel Networks、 Cisco Systems -パソコンやサーバーのリーダー:IBM、 Hewlett-Packard、 Compaq、Sun Microsystems -OSとブラウザソフトのリーダー:Microsoft -システム/機器メーカー:NEC、 Hitachi、 Fujitsu、 Toshiba、 Sharp Corporation、 Sony、 Samsung Electronics、 Hyundai Electronics、 LG Information and Communications Ltd.、Siemens、3Com 等である。 Visa等のマネー決済に関係する企業は直接参加しないようだ。参加メンバーが個別にこうした企業と連携することで、代理参加していると考えるべきだろう。 デファクトスタンダードの目次へ>>> トップ頁へ>>> |
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