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「e-ビジネス」の時代
システム化発展途上国の企業は苦しい。
日本の大企業には、国内シェア1位にもかかわらず、実質赤字の事業が多い。熾烈なグローバル競争の下では、国内トップだからといって、安泰は約束されないのだ。
このような事業で、抜本的改革が始まった。
典型例は、DMS(Design engineering Manufacturing and Service)企業を目指した動きだ。開発・生産・資材調達・品質・保守機能を統合し、迅速機敏に動ける運営体制を構築することで、競争力回復を図る作戦である。
(http://www.sw.nec.co.jp/koho/011001/neccas_t.html)
この改革は、IT技術を駆使した、低コスト・ハイスピード業務運営の仕組み作りに他ならない。米国企業が90年代一生懸命進めたSCM(サプライチェーンマネジメント)の本格的導入である。(http://www.zdnet.co.jp/news/0211/12/nj00_nec_vcm.html)
日本企業もようやく重い腰をあげたようだ。しかし、この分野では後発だから、SCM技術は先進例を習うことになる。
ほとんどの企業が、i2 Technologies、Manugistics、Adexaといった若い企業が開発したソフトを導入する。[例えば、Adexaは1994年にカリフォルニアで設立された企業である。](http://adexa.com/)
と言っても、ソフトだけではシステムは動かない。コンピュータハードとネットワーク構築技術を持つ企業の助力が必要だ。さらに、業務設計スキルを持つコンサルタントも必要となる。[Manugisticsの主要コンサルティングパートナー:Accenture、CapGemini、Ernst & Young、EDS、IBM、KPMG Consulting、PricewaterhouseCoopers]
(http://www.manugistics.com/documents/2002annualreport.pdf)
日本は大手コンピュータメーカーを抱えるからOEM製品も豊富で、ハードはなんとかなる。しかし、コンサルティング産業の育成は遅れた。そのため、スキルを持つコンサルタントの絶対数が不足している。従って、質の高い仕組みが構築できる保証はない。
もしも、独自の知恵を仕組みに組み込むことができなければ、競合と類似な仕組みを導入するだけにすぎない。これでは、勝てる保証はない。
業界横並びの戦いの継続である。
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