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インターネットのインパクト
IP電話の覇権争い
2004.9.6
いまや、インターネット電話は珍しいものではなくなった。世界中に通話可能になった。
「niftyフォン-C」では米国への通話料金は1分9円である。国際電話料金も、国内の固定電話レベルになった訳だ。(1)
「Yahoo!BBフォン」になると、さらに安い。米国へ1分2.5円である。(2)
大手インターネットプロバイダーも、揃ってインターネット電話のプロモーションに余念がない。
そんな競争のなかに、世界の標準になりかねない電話が入ってきた。SkypeOutである。
もともと、Skypeは、P2Pの技術を用いたインターネット電話だ。Skypeをインストールしたパソコン間で自由に電話する仕組みである。これに一般電話への接続サービスが付随した。(3)
米、英、独、仏、との通話料金は1分0.0017Euroと安い。(4)
しかし、そのようなことより、この電話がP2P技術をベースとしていることに、目がいく。すべてのファイヤーウォールに対応できる上、エンドツーエンドで暗号化した通信が行われることになる。その上、音声品質も高い。
これは、電話が専用線からインターネット化するという流れと言うより、その先の流れを暗示している。
電話もデータ通信の一種になれば、特別な電話の技術など不要である。電話の技術の核はハードでなく、ソフトになる。
といっても、パソコン上で稼動するソフトが主流になるのか、専用ソフトを搭載した電話機能に特化した機器が普通になるのか、まだはっきりしていない。
専用機器の安価化が進まないと、前者が広がってしまうかもしれない。そして、その場合は、パソコンで使うソフトは統一されていくことになろう。Skypeは、その可能性を示唆するソフトである。
SkypeOutが、どの程度浸透するかで勝負が決まるのではないだろうか。
とはいえ、国際電話を多用しない人にとっては、このようなソフトのメリットがあるようには思えないだろう。パソコンオタクのソフトとのイメージを持つかもしれない。しかし、目ざといビジネスマンが、ファイル交換も含め、新しい利用方法を考え、連携ソフトをつくり始める可能性が高い。常時接続パソコンの時代は、何が勃興するかわからないのある。
--- 参照 ---
(1) http://www.nifty.com/phone/oversea.htm
(2) http://bbpromo.yahoo.co.jp/promotion/service/bbphone/cheap_guide.html
(3) http://www.skype.com/home.ja.html
(4) http://www.skype.com/skypeout/help.pricelist.html
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