■■■ 「說文解字」「爾雅」検討[15k釋蟲]■■■
おまけ。

冬虫夏草は名前だけはよく知られているものの、実態のほどは、事典の知識に頼るだけ。せいぜいが、漢方薬局で乾燥実物を拝見させて頂く位。
多少は調べたことはあるものの、蝉に寄生する茸で、大陸では非常に珍重されているという程度の理解でしかない。

これでは、「爾雅」釋蟲の解釈などおぼつかないことを思い知らされたので、そこらを記載しておくことに。

要するに、この生薬とは、特異に映るとはいえ、昆虫類に寄生した子囊菌類の茸に過ぎない。薬膳料理に用いるということで有名なだけ。薬効のほどは知らないが。

人気の茸はもっぱらチベット高原産。地中棲息の蝙蝠蛾の幼虫@土中トンネル内に生えるタイプ。
共生ではないと思うが、本当のところはよくわからない。
虫茸としては、これ以外の蛾でも存在しているが余り語られない。さらに、蟻・蝉・筬虫等のバージョンもあるが、安定して発生しない上に、発見方法が未確立なのでマイナー品。特別高貴薬かも。
・・・どうしても昆虫というカテゴリーで見てしまうから、この程度で終わってしまう。しかし、土中生活者としては蜘蛛も入ってくる筈。
そのなかでは、樹幹や石垣での戸蓋付淺穴棲タイプにも茸がよく生えるらしい。この種は繁殖時以外は、何処に居るのか、さっぱりわからないが、茸が穴から出てくれば一発で採取の憂き目。
クモタケ探しには絶好と言えるだろう。
その王冠茸蜘蛛の名称が、収載されている訳だ。・・・
  王蛈蟓   =蛈蟷/蛈母…トタテグモ[戸立蜘蛛]trapdoor spider
  

     

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