■■■ 小篆文字検討@「說文解字」「爾雅」[彘]■■■
いろいろ検討はしてきたものの、トンと埒が明かぬ。
    
📖「豕」考@「我的漢語」2014年

├┬┬┬┬┬┐  
彑豚豸𤉡易象  
  【豕】   #362≪豕≫🅱🆂
   └【豬】→猪
  【豚】小豕[⺼+豕]
  【彑】豕之頭[𠃋+㇇+一]/彐
   └【彖】豕走[彑+𧰨]
   └【彘】[(彑+比)+矢]/𥏉
       #364≪彑≫🅱🆂

ところで、儒者がお嫌いな同名たる怪の特徴にも気になる点がある。
  虎的獣[食人]@▲浮玉之山…牛尾 吠犬音「山海經」南山経]
ウリ坊には縦ではあるが縞模様があり毛深いということではなく、尾に注意がむけられているから。ほとんど気にしていなかったからだが。要するに長い垂れ尾なのである。(現代のブタは丸まる形状や短尾が多く、全く異なる。)鳴き声は聞いたことがないが、キーキー叫んで猛突進してきたとか。慌てた人の話ほど当てにならぬものはないが。

そもそも、豕之頭とされる彑が頭との説明が謎。ブタにneckなど無く、上を向くことができない堅者。首切りで生まれた文字だろうか。
「爾雅」釋草には"豕首"が収載されているが、見たところどこが似ているのかさっぱりわからないが、コレか。

ブタ・イノシシに対する現代感覚🐽🐗と比較すると、甲骨での彘での特徴の掴み方がかなり違っている。
 ┌
 │①長吻(牙は犬歯でありもともと目立つものでは無い。)
 │②鬣(頸部背毛)
 │③胴(大腹を一本線化)+前後一対足(滅多に走ることはないから蹄無記載。)
 │④垂尾(非短)
 └
 ↑⑤胴体突き抜け矢

INDEX   ------------------------------------------------------
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