■■■ 小篆文字検討@「說文解字」「爾雅」[囪囟]■■■
"ひよめき"は今や死語の一歩手前。泉門と書くらしいが、当て字。ヒトの鰓に当たる文字を用いて顋門とすべきだろう。意味は、"嬰児頭頂骨未合縫状態"だが、和語の語源はおそらくオノマトペ的語彙"ヒヨヒヨ-めく(むく)"だろう。

一方、"えら(鰓)"の方は、日本語話者で知らぬ人などいないのでは。しかし、この字体からどうしてそんな意味になるかなど考える人は滅多にいまい。と云うか、魚偏が意符で、旁の思が音符といった説明で納得してしまうだけではなかろうか。間違いではないものの、「說文解字」の文字系譜を見れば、その手の見方は表層的であることがよくわかる。

以下の一気通貫的(間に20文字)系譜には恐れ入る。・・・


├┬┬┐
炎│││
││││
K│││#384≪K≫【K】:火所熏之色[炎 上出𡆧 𡆧…古窻字]
││││
囪│││#385≪囪≫【囪】🅱🆂:在牆曰牖 在屋曰囪[象形]
││││#385≪囪≫  :多遽悤悤
焱炙赤
│  大─亦夨夭交尣壺壹㚔奢亢夲夰亣夫立竝

囟   #406≪囟≫【囟】🅱🆂:頭會 匘蓋[象形]
│   #___≪_≫  :n.a.  =思
思   #407≪思≫:容[心+囟]

心   #408≪心≫【心/忄】🅱㊎🆂
│     :人心 土藏 在身之中[象形 博士說以爲火藏]
│   念:常思[心+今]
│   怤:思 [心+付]
│   惟:凡思[心+隹]
│   懷:念思[心+褱]
│   想:冀思[心+相]
│   㤲:思皃[心+夾]
:心疑[三心]

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