■■■ 小篆文字検討@「說文解字」「爾雅」[死肉]■■■
"歺死"と"骨肉"系の単語は「爾雅」に収載されるものの、前者は生死の用語で、後者は生物体の内部部位名称だから、互いに近しい語群という気はしない。
ところが、「說文解字」ではこれらを含んでいるもう少し広い文字グループが設定されている。当然ながら、それを繋ぐ文字が必要である。(青色表示@文字系譜)「爾雅」ではそれらは雅語とされなかったようで非収載。・・・両者の姿勢はかなり異なっていそう。

その違いがより鮮明なのは、五臓六腑という後世の普通に使われる用語に該当しそうな文字が「爾雅」にはみつからないこと。これは、五行云々の話とは違い、臓器について話題にしたくないということでは。理由は定かではないが。


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卜教│││
  │││     --- 巻四 ---
  𡕥──䀠眉盾自𪞶鼻皕習羽隹奞雈𦫳𥄕羊羴瞿雔雥鳥烏𠦒冓幺𢆶叀玄予
   ││
   #128≪放≫【放】🆂:逐
   │𠬪#129≪𠬪≫【𠬪】🆂:物落 上下相付
   │         (𣧶…餓死)
   𣦼 #130≪𣦼≫【𣦼】:殘穿
   ├┐
   歺│#131≪歺≫【歺/歹】🅱🆂:𠛱骨之殘
   ││        (𠛱…解骨)
   ││#131≪歺≫ 殊 :死
   ││#131≪歺≫ 𣨛 :大夫死曰𣨛
   ││#131≪歺≫  
   ││#131≪歺≫  :死
   ││#131≪歺≫  :敗
   ││____≪_≫ 𣨶 :n.a. …困極
   │死#132≪死≫/𣦸】🅱🆂:澌也 人所離
   ││#132≪死≫  :公矦𣨛
   ││ <崩 祿 卒 徂…【】>
   ││    #014≪茻≫ 葬 :藏[死+在茻中]
   │└・・・
    #133≪冎≫【冎】🅱🆂:剔人肉置其骨[象形 頭隆骨]
   │     #137≪刀≫ 剔 :解骨
   │
   骨 #134≪骨≫【骨】:肉之覈[冎有肉]
   │ #134≪骨≫ 髑/䫳:髑髏 頂 …頭蓋骨
   │
   肉 #135≪肉≫【肉】:胾肉[象形]
   │ #135≪肉≫ 臘:冬至後三戌 臘祭百神
   │ #135≪肉≫ 膢:楚俗以二月祭飲食
   │ #135≪肉≫ 脁:祭
   │ #135≪肉≫ :祭福肉
   │ ____≪_≫ 肜:n.a. …(太僕祭肜)
   │  <周曰: 商曰:肜 夏曰: ━━祭名>
   --- 臓:n.a.:n.a. ---
      腎:水藏
      肺:金藏
      脾:土藏
      肝:木藏
      膽:連肝之府 <膽之 棗>
      胃:穀府[象形]
      脘:胃府
      腐:爛
【死】…
  #350≪山≫ 崩:n.a.→𡹔:山壞
  #457≪亡≫ 無:亡  亡:逃
  #003≪示≫ 祿:福
  #300≪衣≫ 卒:隸人給事者衣爲卒 卒…衣有題識者
  ____≪_≫ 徂:n.a.
  #012≪艸≫ 落:凡艸曰零 木曰落

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