■■■ 小篆文字検討@「說文解字」「爾雅」[犬]■■■ 狗之有縣蹏(隠爪:狼爪)者 象形 甲骨はわかり易い印象を与えるが、E-moji🐕レベルで抽象化度が低く、小篆創成官僚たちのお眼鏡にかなうレベルではなかった様だ。 ①開口+立耳 ②前後足付痩身 ③上向き長巻尾 しかし、"犬"はやり過ぎに映る。はたして、そこまでする意味があるのだろうか。 𠂇…2脚+頭 丶…耳 ㇏…尾 古代人が犬の抜群の聴力発揮を看破したのは流石。危険を察知すると咆えてヒトの行動を制止する能力には一目おいた筈。そして、尻尾で気分の意志表示できる一大特徴も示唆している訳だ。 しかし、それに留まらず、その"丶"を線に組み込むことで3画へと減らし(獸)偏(犬犾/反犬旁@Ch.)てしまう。しかし、同時に、犬としては主流ではない、下垂れ尾型にしてしまうからビックリ。 【犭】[丿+㇁+丿] 犬旁の"獸"というのは、人と犬による狩猟対象動物で、犬の力がある訳ではないから当然ということだろうか。 それにしても、狼爪が突然登場してくるので面喰ってしまう。鳥で知られる蹴爪に当たるが(犬だと親指相当。)、甲斐犬の血が入っている和犬には顕著に現れることが知られている。もちろん、純柴には無い。犬とは、そのタイプの豪者を指すと解説している訳で、専門家レべルの知識をもとにして字体の意味を検討していることがわかる。 犬=大 狗=小では解釈の態を成していないということなのだろう。 (C) 2025 RandDManagement.com →HOME |