■■■ 小篆文字検討@「說文解字」「爾雅」[魚]■■■ もっとも、どちらも頭に叩き込まれることはなく、もっぱら、"鰓"呼吸する生物として覚えることになっている。・・・ご想像がつくと思われるが、「說文解字」も「爾雅」も非収載文字。 「爾雅」釋魚の定義は判然としないものの、漠たる水棲族を指していそう。 鰭動物たる海獣は肺呼吸の上孵卵しないし、山椒魚には足があることを知らない訳もなく、分類は一筋縄ではいかないから、相当苦慮した結果に違いなかろうが。 「說文解字」はこの尾鰭に拘る。 #424≪魚≫【魚】🅱 #426≪燕≫【燕】🅱 …水蟲 象形 魚尾與燕尾相似 人─儿┬頁─𦣻─須─髟─長─勿─豕─ 㳄 └─水┬魚─𩺰 ├龍 └燕 字体は自然体で設計されたのだろう。・・・ 【魚/𮫬/𩵋/𤉯/𤋳/𮫯/𮫮】 もちろん、構造的には文字理念で⿳。(直立遊泳魚は例外。) ①口主体の首(head相当) ②鱗胴体 ③二又尾鰭(+尻鰭) ①獸的噛みつきや肉抉りタイプも結構存在するし、一方で、刈り取りや吸い込み型食餌†も多いので、それをイメージできる形を設定したと思われる。 ⺈knife 𠂉(類字形:亻) ②古代、特定魚ではあるものの、皮は袋として利用されており、囗となる。その場合、鱗は邪魔ではあるものの。 田/龱wet field {囗+仌(古字相当:冰)} ③これは確かにツバメの文字設計と同じ。 火/灬fire 結構、慎重に小篆を創成していると見るべきと思う。 それは、fishの呼び方は千差万別になり易いから。魚も原則に合わせて2文字表記にしたいところだろうが、異文字重畳を避けた筈。もちろん、2文字は少なくないが、同一種ではないし、♂♀でもなく、類似2種の緩やかな総合名称と見た方がよさそう。基本は○魚あるいは1文字{魚+○}の筈。 †"【魚】⇒須:面毛…おそらく触鬚barbel。" 吸い込み対象を直視認できる構造になっていない。本能的な触感に基づく環境の直観的判定からくる食餌行動以外に考えられなかったと思われる。 (C) 2025 RandDManagement.com →HOME |