■■■ 小篆文字検討@「說文解字」「爾雅」[大@系譜]■■■
長々と続く、動物系部首群の末尾は"熊"。
巻十はここで完ではなく、その後に別ブロック[#382〜#409]が記載される。
卷十 [head & legs]馬𢊁鹿麤㲋兔萈犬㹜鼠能熊
      火炎�K囪焱炙赤大亦夨夭交尣壺壹㚔奢亢夲夰亣夫立竝囟思心惢
・・・この箇所には、「說文解字」の系譜スキーム従う系図の文字順列をどう設定したのか理解するためのヒント満載。

先頭"火"は脈絡なく突然登場している訳ではなく、獸であるクマの次に位置しているからだ。
さらに、最後の〆たる字体並びにもビックリさせられる。
   夫 立竝 囟思心惢

どうせ、漢代に一世風靡した五行の色付けに注力しているだろうと想像して眺めると、裏切られる。ココの主幹文字は"火"ではなく、"大"だからだ。

 │   卷九
 │ "head & legs"
 │ 㣇[#363]
 │   彑[#364]
 │     豚[#365]
 │ 豸[#366]
 │ 𤉡/兕/𧱃[#367]
 │ 易[#368]
 │ 象/𧰼/𤉢[#369]
 │   卷十
 │馬[#370]
 │𢊁[#371]
 │鹿[#372]
 │麤[#373]
 │㲋[#374]
 │兔[#375]
 │萈[#376]
 │犬/犭[#377]  㹜[#378]
 │鼠/巤/䑕/鼡[#379]
┌能[#380]   …䏍🦲head & 𫧇🦵legs
│⮞熊[#381]      …灬🦵legs
└火/灬[#382]→【炎[#383] 焱[#386]】
       ┌炎
       │⮞�K/𪐗[#384]
       └𡆧:n.a.
        ┌囗[#226]
        │⮞囪/囱[#385]
        └丿+{㐅+丿}…compornent
           ┌囟[#406]
           │⮞思/恖[#407]
           └心[#408]  →【惢】[#409]
 ┌火
 │⮞炙[#387]
 └𱼀≒⺼(肉)
 ┌火
 │⮞赤[#388]🅱🆂
 └大[#389]
  ┌大
  │⮞亦[#390][大 象兩亦之形]
  └刀/刂[#137]
  ┌大
  │⮞夨[#391]
  └𠃑…compornent
  ┌大
  │⮞夭[#392]
  └丿…compornent
  ┌大
  │⮞交[#393][大 象交形]
  └乂:芟艸
  ┌大
  ↓象偏曲之形
  └尣/尢/𡯁[#394]
  ┌大
  │⮞壺[#395][象形 大 象其蓋]
  └𥦳n.a.
   ┌壺
   │⮞壹/𡕍[#396]
   └吉
  ┌大
  │⮞㚔[#397]
  └𢆉:㨖
  ┌大
  │⮞奢[#398]
  └者:別事詞
  ┌大
  │⮞亢[#399]
  └几[#493]
  ┌大
  │⮞夲[#400]
  └十[#54]
  ┌大
  │⮞夰[#401][大而八分]
  └八[#16]
   ┌八
   │⮞亣[#402]
   └丶[#174]
    ┌亣
    │⮞立[#404] →【竝/並】[#405]
    └一[#1]
  ┌大
  │⮞夫[#403]
  └一[#1]

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