■■■ 小篆文字検討@「說文解字」「爾雅」[日月@系譜]■■■
巻七①は巻六の"東"から跳んで繋がる"日"で始まる。このブロックでは、<旦倝㫃冥>の系譜が解り難いという点があるし、"明"が部首でないため、スキームが自明ではないものの、全般的には小篆字体上での系譜がママ表示されている。
但し、"毌"だけは、どうして挿入されているのか不明。†順列上は【多】の次に配置されているが、"夕"と関係はなさそうだし。
そもそも、重畳の<夕→【多】>を記載しているにもかかわらず、<月→【朋 𦜳 朤】>を欠いているから(他部首所属文字:倗棚𡹔淜弸堋輣)なんらかの思惑がある記述なのだろうが、残念ながら、その趣旨は読み取れない。・・・
卷七①日旦倝㫃冥晶月有朙囧夕多毌
┌木[#206]
│⮞東[#207]
└日[#231]      昌:美言 一曰日光
 ┌日
 │⮞旦[#232]
 └一[#__1]
   ┌旦    …"日"より的確。
   │⮞倝[#233]㊎🆂
   └㫃[#234]🅱㊎🆂
 ┌日
 │⮞冥[#235]
 └𠕼(冖[#275]+六[#508])  …{冖+昗} or {𠕾+六}ではない。
          →【晶】[#236]
 ┌日
 │⮞明🅱㊎🆂
 └月[#237]
   ┌月
   │⮞有[#238]
   └又[#_76]
   ┌月
   │⮞朙[#239]
   └囧[#240]
   ┌月
   ↓省"一"
   └夕[#241]   →【多】[#242]…確証を欠く。
        [孤立]毌/貫/串[#243]🆂
          (実在未確認文字との解説も散見される。)
・・・月ほどではないが、日についても、字体類似性の高い同一巻所収の"白"[#284]と、叉手(𦥑)系の䢅[#68]を遠ざけている。
ともあれ、日月groupは良く纏まっている。従って、系譜フレームを<木+日⮞東>から変更するだけで、系譜の他の箇所に埋め込むことは容易。「爾雅」的ジャンル感で行けば、{天候(風雨外) 日出入 暦用語 季節/祥時/災時 月陽/月名 歳名) 祭名 星名}といった類の文字を集めたブロックを作っておかしくなかろう。
†
[孤立]毌/貫/串[#243]🆂   🞇🞇🞇[一��貫 象寶貨之形]
   ┌─日[#231]🅱㊎🆂
  囗┤ └旦[#232]🅱㊎🆂
   └─囧[#240]🅱㊎🆂
以下は[(𠃋+𠃍)+十]とは、明らかに全く異なる字体[𠃋+𠃌+𠂇]。
にもかかわらず、後世、混乱が生じている。
📖女毋母
   ┌─毋/毌[#444│to not have ㊎🆂
   │  :止之[女 有奸之者]
  女┤┌≪女≫母nurturing   🅱㊎🆂
   ││ :牧[女 象褱子形] 女に両乳を加えた形。@「字通」
   └┤
    └女[#443]female…<女 ⇔ 男>🅱㊎🆂

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