■■■ 小篆文字検討@「說文解字」「爾雅」[貝]■■■ :海介蟲 居陸名猋 在水名蜬[象形] 古者貨貝而寶龜 周 而 有泉 秦廢貝行錢 [文字系譜]東─束─囗─員─貝 ≪貝≫部文字は、財 貨 富 賜 益という字義が目に付く。生物体の文字を収録していないのである。"寶""實""貫"という文字を通じた知識はあっても、"〜貝"という感覚で眺めがちなので、大陸との違いを感じさせる。この文字は、あくまでも、moneyとして通用する海貝のshellであることを、くどいほど書いていることになる。 しかし、総称としての生物名としての用法は廃れていないことになる。 <藆 藅 莔 貝母>釋草 <貝 居陸贆 在水者蜬 大者魧 小者鰿 玄貝 貽貝 餘貾 黃白文 餘泉 白黃文> 虫偏での1文字"○"の2文字化は"○貝"がしっくりくるということなのだろう。 @「古事記」 貝…比良夫貝 𧏛貝比賣 (𧏛⇔刮虫) 蛤貝比売 鮹…靜貝王 亦名貝鮹王 尚、「說文解字」が海介蟲とするのは、殻を重視した訳ではなく一般的見方と思われる。 【𪚾】 【蛽】 【𬹠】=貝 Shellの象形なのだから、本来的には、"目"が望ましいが、eyeとしている以上、不自然でも下部に動物類の特徴である足的な"八"を付けざるを得なくなる。(和語的には、貝貨は御足となる。)二枚貝だと丁度水管に当たることだし。 もちろん、仮想の足ではないのである。(生物学用語では貝には釜足etc.が使われるが。) (C) 2025 RandDManagement.com →HOME |