■■■ 小篆文字検討@「說文解字」「爾雅」[燕]■■■ 鳦/{鳥+𠃉} 感嘆の一言に尽きる飛行航跡を示す鳥であるということ。 ただ、殷のトーテム扱いがあるから、特別扱いとなる以上、この文字は主流にならなかった、と言えないこともない。 しかし、その名称は<玄鳥>であるからして、鳥文字であってしかるべしと言えないこともなかろう。実際、そうした動きがなかった訳ではない。 鷰/䴏 しかし、基本的には#426≪燕≫【燕】🅱 「說文解字」はこの文字の見方を教えてくれている。 …玄鳥 籋口 布翄 枝尾 象形 小篆文字は、ただならぬ抽象化が行われていると指摘している訳だ。 ①ピンセット的な口 ③布の様な極めて軽い翼 ④方向舵でもある二又尾羽 小篆創作官僚の眼力のレベルの高さは驚嘆に値すると言ってよかろうと、書いている様なもの。 ただ、1つだけ記載していない箇所がある。真ん中より少々上。ツバメ独特の特徴がある訳ではないから、胴体な訳がないが、下部に接続しているのでそうも見えるようにしたデザインなので避けたのだろう。 ②ターゲットを捉える完璧な動体視力 燕文字はこの4つの合字ということ。 ジェット戦闘機🛪を知る現代人にとっては、簡単な解説に感じるだろうが、ツバメのただならぬ能力の根源を的確に見抜くのはそう簡単なことではない。 さらに「說文解字」は、<㷼→燕>となる必然性も示してくれている。燕文字を、字体系譜上、河川湖沼のイメージが組み込まれた文字と判定した以上、魚と類縁字体と認定される訳で。(水面すれすれで飛び回る習性があるということでの整理だろう。) もちろん、鳥として立派な2脚を保有しているのだから、なんらかの表示が欲しくなるのは自然なこと。鳥文字で無いとはいえ、嘴にただならぬ特徴がある上に、長尾羽が目立つ以上、"隹"の様に足の存在が目立たぬ字体にはしたくない筈だし。・・・ 人─儿┬頁─𦣻─須─髟─長─勿─豕─ 㳄 └─水┬魚─𩺰 ├龍 └燕 (C) 2025 RandDManagement.com →HOME |