■■■ 分類の考え方 2014.1.5 ■■■

イカ・タコの系譜

頭足類/Cephalopod["head-feet"]の分類は非常に流動的なのだそうである。
そんな分野の場合、素人はWiki日本語の閲覧は避けた方がよい。
経験上、情報がどのように整理され、どこに何を記載しようとしているのかさっぱりわからないからだ。こうなると、感覚的には、良くて英語版の数%しか記載されていない印象しか受けない。しかも、内容は同じとは限らない。たいていは、用語が並んでいるだけで、説明が欠落しており、素養がない人間にとっては頭を混乱させられる以上ではない。場合によっては、他のページと内容が違っていることさえあり、どう判断してよいのか、対処どころではなくなる。

と言うことで、残念ながら、日本語版は避けざるを得なくなる。
そうそう、日本語ページそのものが無いことも多い。英語版を見ると、たいていは21ヶ国語へのリンクが表示されているが、日本語版だけ欠落していたりしてガッカリである。

まあ、それにめげず、興味が湧いたら、少しづつ英文版を読んでみるのだが、いかんせん用語の素養に欠けるのでつらいものがある。だが、そのことで、よく読まず想像をふくらませる方向にすすみがち。これはこれでなかなか面白い。学問的見解がどうあれ、適当に解釈して、勝手に独自分類を作ってみたりしたくなる訳である。

そのような一例として、イカ・タコ類を取り上げてみよう。素人目には、3つの大きな流れを感じる。
鸚鵡貝系、殻を失っていく烏賊・蛸系、絶滅したアンモナイト系。・・・
<頭足類>Cephalopoda
┼│
┼├─エラスメロセラスEllesmeroceris
┼│
┼└【四鰓】Tetrabranchia
┼┼┼┼│
┼┼┼┼├┬[直角石"straight horn" ]
┼┼┼┼││  オルソセラスOrthoceras 490-240mya
┼┼┼┼│<球状の室から成長>
┼┼┼┼│└─<現生>オウムガイnautilus[→ 2007.1.5]
┼┼┼┼│┼┼<現生>ヒロベソオウムガイallonautilus
┼┼┼┼│
┼┼┼┼├┬バクトリテス類Bactritida 390-235mya
┼┼┼┼││
┼┼┼┼│└─【二鰓】Dibranchiata
┼┼┼┼│┼┼┼│
┼┼┼┼│┼┼┼├[矢石形]ベレムナイトBelemnites
┼┼┼┼│┼┼┼│
┼┼┼┼│┼┼┼<現生>
┼┼┼┼│┼┼┼│┌─[イカ・タコ形]コウモリダコ
┼┼┼┼│┼┼┼││┼"Vampire Squid of Hell"
┼┼┼┼│┼┼┼││
┼┼┼┼│┼┼┼│├─[十腕形]Decapodiform[→ 2005.8.26]
┼┼┼┼│┼┼┼││┼│
┼┼┼┼│┼┼┼││┼│┌甲烏賊系[触腕収納]
┼┼┼┼│┼┼┼││┼││├ダンゴイカSepiolida
┼┼┼┼│┼┼┼││┼││├コウイカSepiida
┼┼┼┼│┼┼┼││┼││└トグロコウイカSpirulida
┼┼┼┼│┼┼┼││┼└┤
┼┼┼┼│┼┼┼││┼┼└筒烏賊系[触腕非収納]
┼┼┼┼│┼┼┼││┼┼┼├有験膜[閉眼]Myopsida
┼┼┼┼│┼┼┼││┼┼┼└無験膜[開眼]Oegopsida
┼┼┼┼│┼┼┼└┤
┼┼┼┼│┼┼┼┼└─[八腕形]Octopodiform[→ 2005.7.29]
┼┼┼┼│┼┼┼┼┼┼│
┼┼┼┼│┼┼┼┼┼┼├─[貝蛸]アオイガイ
┼┼┼┼│┼┼┼┼┼┼│   (タコブネ等)
┼┼┼┼│┼┼┼┼┼┼└─マダコ
┼┼┼┼│┼┼┼┼┼┼┼┼ヒョウモンダコ
┼┼┼┼│┼┼┼┼┼┼┼┼ミズダコ
┼┼┼┼│┼┼┼┼┼┼┼┼ゼブラ
┼┼┼┼<平殻から成長>
┼┼┼┼│┌アゴニアタイトAgoiatites
┼┼┼┼││
┼┼┼┼││┌ゴニアタイトGoniatites
┼┼┼┼│├┤
┼┼┼┼││└クリメニアClymenia
┼┼┼┼└┤
┼┼┼┼┼├──プロレカニテスProlecanites
┼┼┼┼┼│
┼┼┼┼┼├───セラタイトCeratites
┼┼┼┼┼│
┼┼┼┼┼└────アンモナイトammonites 白亜紀末絶滅

(参考) 「Systema Naturae 標本は語る」 第2部 展示解説 動物界 軟体動物の分類と系統関係 頭足綱 @東京大学コレクション�]�W 東京大学総合研究博物館 大場秀章 編 http://www.um.u-tokyo.ac.jp/publish_db/2004SystemaNaturae/h_22_15.html
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