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■ 分類の考え方 2017.8.4 ■


鯵・鰤系の魚の一瞥

鯵・鰤系を釣ったら、すぐに生か塩焼きで食すのが日本の魚食文化の源流ではないか。調理の手間というほどの作業もせずに、美味しいのだから。

ただ、鱗の付き具合とヌメリ感は、種によって相当に差があるし、内臓取り出しの厄介さでもかなりの違いがあるというのが、釣り人の見解。しかし、この系統はどれも美味しいと必ず付け加える。いくらなんでも肉質と味に差はあるだろうに。これは魚への感謝の気持ちからか、仲間の掟かはよくわからないが。

頑固頭の人は、高価な縞鯵が一番美味いというが、季節と場所で肉質は相当に変わる。ともあれ、ある程度まとまって獲れないと、日常的には食べることができないから、結局のところその種に馴らされてしまい、それが旨い魚の基準となってしまうのだと思う。

と言うことで、アジ系の魚の全体がわかるように、ザックリとまとめてみた。

眺めてみると、この中で、唯一、異質な名前がある。「活惚/カッポレ」だ。

大物なので引き上げが大変で、その釣り人の仕草が踊に似ているとの解説だらけだ。小生は納得しがたし、だが。
カッポレは住吉神社の、海路ハルバル大成果を祝うための、集団の組み踊りが発祥とされているからだ、従って、素直に考えれば、滅多にない釣果を祝って皆で一踊すべきという意味だろう。巨大なだけでなく、おそらく美味しいのだ。

《アジ類》
┼┼┌──●貝割/高体若鰺/Whitefin trevally
┼┌┤
┼│└──●縞鯵/黄帶擬鯵/White trevally
┌┤通常食べているアジ系 [→体型分類(平,丸,細長)]
││┌──●目鰺/脂眼凹肩鰺/Bigeye scad
│└┤
│┼│┌─●真鯵/日本竹筴魚/Japanese jack mackerel [→]
│┼││┼ ○大西洋真鯵 or 西真鰺/-/Atlantic Horse-mackerel
│┼└┤
│┼┼└─●室鯵/-/Amberstripe scad
│┼┼┼┼ ○赤鯵/-/-
│┼┼┼┼ ○尾赤室/-/Roughear scad
│┼┼┼┼ ○諸/-/Shortfin scad
│┼┼┼┼ ○臭屋室/細鱗圓/Mackerel scad
│┼┼┼┼ ○丸鯵/-/Japanese scad
│┼┼┼┼ ○インド丸鯵/羅氏圓鯵/Indian scad
│┼┼┼┼ ○Koheru,
│┼┼┼┼┼┼Redtail scad, Round scad, Mexican scad
┤
│┼┼┌─●糸平鰺/雙線若鰺/Shadow trevally
│┼┌┤
│┼││┌●黒平鰺/平線若鰺/Blue trevally
│┼│└┤
│┼│┼└●南洋貝割/直線若鰺/Island trevally
│┌┤
│││┼┌●糸引鰺/絲鰺/African pompano [→]
│││┼│ ○馬面鰺/印度絲鰺/Indian threadfish
│││┌┤
││││└●鎧鯵/甲若鯵/Longfin trevally
││└┤
││┼└─●沟鯵/溝鰺/Cleftbelly trevally
└┤
┼│┌──●瞼島鰺/-/Herring scad
┼││┼┼●マテ葉/游鰭葉/Yellowtail scad
┼││┼┼●黄金縞鯵/無歯鯵/Golden trevally [→]
┼└┤
┼┼│┼┌●細平鰺/-/Yellowstripe scad
┼┼│┌┤
┼┼││└●鞍掛平鯵/-/Atlantic bumper
┼┼└┤
┼┼┼└─●鬼鯵/大甲鯵/Torpedo scad
┼┼┼┼┼●銀紙鰺/六帶鰺/Bigeye trevally
┼┼┼┼┼ ○浪人鯵/珍鯵/Giant trevally [→]
┼┼┼┼┼ ○活惚/闊歩鯵 or �K鯵/Black jack
┼┼┼┼┼ ○霞鯵/藍鰭鯵/Bluefin trevally
┼┼┼┼┼ ○鬼平鰺/巴布亞/Brassy trevally
《ブリ類》
┼┼●鰤擬/舟鰤/Pilot fish
┼┼●錘鰤/紡綞鰤/Rainbow runner
┼┼●鰤/鰤魚/Japanese amberjack [→]
┼┼┼○平政/黄条鰤/Yellowtail amberjack [→]
┼┼┼○間八/高體鰤/Greater amberjack [→]
《コバンアジ類》…小判と言うより、マナガツオ的菱形。
┼┼●小判鰺//Small spotted dart
┼┼●丸小判//Snubnose pompano
《イケカツオ類》…さほど、カツオに似ていないと思うが。
┼┼●生鰹//Doubledotted queenfish
┼┼┼…南の魚。相模〜駿河でも釣れるが、関心は薄い。

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