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2000.10.11
 
 


PDAも台湾企業が席巻するのか…

 中国のPDA市場が急成長していると言われている。

 これを狙うのが、台湾メーカーである。OEM主体ではあるが、自社ブランド展開も積極的に進めている。

 Bcom(公信電子)、Compal(仁宝)、Instant-Dict(快譯通)、Inventec Besta(無敵科技)、Palmax(神宝)、Telepaq(神乎科技)等、数多くの企業がこのチャンスを生かすべく製品開発に注力している。OEMを通じて培った技術があるので、製品開発は難しくないのだ。小型化する、実装技術に関しても、日本と大差ないレベルに到達している。しかも、中国語の市場だから、市場ニーズに合わせた細かな仕様調整も可能だ。日本企業の出番はなさそうだ。

 と言うと、ミーツー商品が並ぶ状況を想像しかねないが、独自技術で展開する企業もある。Penbex(互慧科技)だ。自社OSを搭載した製品で競争しているのだ。

 状況から見て月間数千台規模の企業が多いようだが、いずれも大増産計画を考えているようだ。パソコンだけでなく、PDAも台湾製という時代が遠からずくる可能性が高い。


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