■■■■■ 2012.1.30 ■■■■■

 ついにエクソンモービル決断

いつ来るかと見ていたが、ついに。・・・

超巨大企業エクソンモービルは、日本の石油元売り企業「東燃ゼネラル」の株式を50.5%を保有していたが、その過半を東燃ゼネラルに売却すると発表。
「日本の変化に対応したいと考えた。日本から撤退するつもりはなく、事業を継続的に進めるために決めた」そうである。

日本でのガソリン事業は縮小一方なのは明らかだが、ガソリンスタンドビジネスは資本収益率のハードルレートに達しないということかな。
素人が考えても、ブランド使用料と精製技術サポートサービスだけに限定し、後は手を引いておかしくなかった。日本からのガソリン輸出業はありえるから、撤退はしないということかも知れぬが。

まあ、衰退が約束されたような、バラマキ政治の老人大国で事業戦略でもなかろう。

実にさみしい話だが、ウエットになっては間違った判断をしかねない。流石、冷徹そのもの。

(記事) 「米エクソン 日本の事業大幅縮小へ」 NHK 2012年1月30日


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