Ｅテレ０６５５人気について (20140810)

■■■■■ 2014.8.10 ■■■■■

Ｅテレ０６５５人気について
Ｅテレ０６５５は夏休み期間なので真昼間に特別番組が設定される。朝の子供番組の狭間での５分間放送でしかないのに、見ている人が多かったとは露知らず。

と言うのも、「おはようソング」人気投票結果が放映されたから。県別数字が出せるような投票数に達したようでビックリ。
こうなると、子供のおつきあい視聴とか、イヌ・ネコもの効果ということで人気が出たということではなさそう。

「進め! よんきびう隊」好きのお方がいたのでビックリしたことがあるが、結構、人気番組だった訳である。
そうなるとこれが１位かと思いきや、２位だった。
　　→ 「よんきびう隊感覚に浸る」 [2014.5.27]

まことに、残念。

このアニメ、アナグラムの面白さというよりは、「ようやく、金曜日ですヵ。この一週間長かったですよネ～。」とか、「じめじめ季節に入りましたナ～。」といったどうでもよいメッセージのヨサだと思う。それこそが、日本の朝のご挨拶風習でもあるからだ。
「夏だ！チーム・カブトムシの歌」もお洒落でイイネ、となる訳だ。

しかし、「重箱の隅つつくの助」になると、そういう感覚では今一歩となる。いくらアニメのよさでカバーしたところで、朝からまともな道徳的なメッセージというのは辛いものがあるからだ。
ただ、「重箱の隅ほじくるの助」と「重箱の隅気にしないの助」が登場したので、気分回復である。３兄弟揃ってこそのヨサ。流石、佐藤雅彦企画モノと思わせられた一瞬である。

とはいえ、公共放送であるから、役に立つモノを打ちださねばならないだろうから、どうしてもモラルや教育臭がのってくるのは致し方ないところだが。

できれば、「アルデンテの唄」のような、モラルとはなんら関係ないものだけだと最高に嬉しいのだが、そうはいかぬか。
結局のところ、得票ナンバーワンは、デーモン閣下が歌う「toi toi toi！」。なんだかわからぬ、オマジナイ言葉が面白いということか。朝から愉し気ムードというのがやはり一番ということなのだろう。

そんな気分だと、「忘れ物撲滅委員会」といったタイトルは好きにはなれないのだが。
でも、人気ありである。まあ、確かに、えらく役に立つ。
コレ、なかなかイイネという気持ち、よくわかる。