■■■ 「說文解字」「爾雅」検討[14c釋木]■■■
棗と桑を眺めてしまうと、どうしても、果実を採り上げざるを得なくなる。樹木の用途としては、燃料と構造被覆材が目立つものの、特定果実の有用性が重要な筈だが、「爾雅」からはその辺りのイメージがさっぱり湧いてこないので。
  犯 奢 剋 捷 功 肩 堪…【勝】

「說文解字」は、そこらは明快。・・・
  果:木實[木 象果形在木之上]
    園:所以樹果

ただ、"棗"は≪木≫部ではなく≪朿≫部所属になるので、真の果扱いにはならないから、「爾雅」的な記載とはかなり異なる様相に。・・・
棗・・・壺棗 邊要棗 櫅白棗 樲酸棗 楊徹齊棗 遵羊棗 洗大棗 煮塡棗 蹶洩苦棗 皙無實棗 還味棯棗
棗 李曰:疐之 樝
 ⇔ 梬[棗 似柹]
   樲[酸棗]
   㯷[棗]
   橪[酸小棗]
   𣟳[𣟳味 稔棗]
     朿:木芒
     棗:羊棗
     棘:小棗叢生者

「說文解字」の"果"はズラリ。古代から、棗と桑だけでなく、かなりの種類がすでに栽培されていたことを示しているのでは。・・・
[果 出江南]
     橙[橘屬]
     柚[條 似橙而酢]
     [n.a.]
[果似矞而酢]
[果名]  [n.a.]
[赤實果]
[果]
[果]
[果]
[果]
 㮘[冬桃]
𣓀[果 實如小栗]
[榙𣝋 果似李]
[酸果]
[果]
[枇杷 木]
     梅/枏[可食]
---木の実[堅果]の記載は僅か。(栗は上記の字義解説で登場。)---
𣚎[木實]
[櫟實]
[木實可染]
  

     

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