■■■ 小篆文字検討@「說文解字」「爾雅」[目]■■■ お蔭で、下部に余分な飾り的表記が必要となる。 #228≪貝≫【貝】🅱 【唄】(chant)…非収録[後世仏教用語対応造字] こうなるのは、eyeを90°回転して"縦目"にしたから。蜀の縦目は垂直方向だが、縦の長方形にしたのである。 #099≪目≫【目】🅱 小篆創成官僚が、縦型長方形の枠内表示化と線絵図化に熱心だったことがよくわかる。 これを単純に甲骨⇒小篆のデザイン変更と捉えるべきでないというのが、「說文解字」の主張。字体改訂とは、字義の再設計を伴うと、明確に言い切っているようなもの。文字とは、体系化されて、初めて文字たりえると看破したことになる。 この観点からすれば、「爾雅」は雅語のピックアップ的紹介以上ではなく、字書の態を成していないことになろう。 理屈はその通りだろうが、問題は、その体系を見抜けるかだ。 はたして、「說文解字」は小篆の体系を読み解いたと言ってよいのか。 ともあれ、その字体系譜は540の順列しか示されていないので、系譜化するだけでも大変だが、そこから字体の繋がり方とそれに伴う字義の解明まで進めるのは、それこそ至難の業。 例えば、≪貝≫に至る系譜で見てみよう。・・・ 東─束─囗─員─貝 #228≪貝≫【貝】🅱 #227≪員≫【員[鼎+囗]】🅱 #250≪鼎≫【鼎】🅱 "貝"は"鼎"の同類ということになる。 目の系列には足は無い。 #099≪目≫【目】🅱 𡕥 │ 目 ├┬┬┐ 䀠眉盾自 │ 有足は異なる系譜。・・・ 儿 ├┬┬┬┬┬┬┬┐ 兄兂皃𠑹先禿見││#318≪見≫【見[目+儿]】🅱 │││ 覞││ 欠│ 㱃│ 㳄│ 旡│ 頁 │ 金 ├┬┬┬┬┬┐ 幵││││││ │勺│││││ │ 几││││:踞几 │ │││││ │ 且││││:薦[几 足有二 一其下地] │ ││││#494≪且≫【且/𠀃/𠀇】🅱㊎ │ ││││ 俎の初形@「字通」 │ 斤│││ │ 斗││ │ 矛│ │ 車──𠂤─𨸏─𨺅─厽 四 菐 ├┬───┐ 𠬞𠬜 │#062≪𠬞≫【具[鼎+廾]】🅱 │ │ 共置[廾+貝省][古以貝爲貨] 共 │ 異舁 │ 𦥑 │ ├┬┬┐│ 䢅爨革││ 鬲││ 䰜││ 爪│ 丮│ 鬥│ 又 (C) 2025 RandDManagement.com →HOME |