■■■ 小篆文字検討@「說文解字」「爾雅」[𠂇又]■■■
系譜スキームで系譜を記述すると、半ば、自動的に順列が見えてくる。しかし、この考えを導入するということは、「爾雅」的な"釋〜"という、自然界、動植物界、道具類、社会的構造物、・・・といった文字の分類観を棄てることを意味するので十分な注意が必要だろう。現代人にとっては、ここらは文字体系を考える場合の一般的道筋なので、なかなか納得しがたいものがある。
それに、その必然性に疑問を覚える<飛び地>も存在するので猶更。
正直なところ、他に系譜を形作れる手立てが見つからないので致し方なしというに過ぎない。

  丵+𠬞⮞菐
📖𠬞共舁
  𠂇+又⮞𠬞📖手類
巻三
│  ⮞言[#56]
└─䇂[#59]
    └─丵[#60]    🆂
      │  ⮞菐[#61]🆂
┌─𠂇[#77]        🆂
│   ┌─┘
│  ⮞𠬞[#62]      🅱㊎🆂
│    └𠬜共異舁𦥑䢅爨革鬲䰜爪丮鬥[#63〜#75]
└─┐
┌─又[#76]        🅱㊎🆂
│  ⮞史[#78]
├─(中:內)
│  ⮞支[#79]
├─[#54]
│  ⮞𦘒[#80]
├─(𰀁)…component
│  ⮞臤[#84]
├─臣[#85]
│  ⮞殳[#86]
├─𠘧[#88]
│  ⮞(对/對:譍無方)
├─寸[#89]
│  ⮞皮[#90]
├─{⼁+⼃+⺂(≒乙)…components}
│  ⮞攴[#92]
├─卜[#94]
//
├─┐
  ↓
  巻四
  ┌
  │ ⮞放[#128]
  ├方[#310]
  │ ⮞𠬪[#129]
  ├[#73]
  │ ⮞𣦼[#130]
  └歺[#131]
   │ ⮞死[#132]
   │    ────────➡️人@巻八
   匕[#289]
//
└─┐
  ↓
  巻五
┌─ or 𠂇        (≪又≫右:手口相助[又+口])
│  ⮞左[#146]🅱㊎🆂
└─工[#147]     →【㠭】[#148]
  └────────(巫[#149])
巻三から続く巻四前半[#98〜#127]はここで打ち止めとなるから、後半部[#128〜#141](放𠬪𣦼歺死冎骨肉筋刀刃㓞丯耒)が"又⇒"飛び地となるのは当を得ている。
しかし、巻五の飛び地は4文字しかない上に、巻内で孤立した存在。・・・"左 v.s. 右"文字の存在を考えると、巻三"又"か"𠂇"の近隣に挿入するのが自然では。

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