■■■ 小篆文字検討@「說文解字」「爾雅」[手類]■■■ このことは、"手"は雅語とみなすなというご注意でもあろう。 小生の勝手極まる推測に過ぎぬが、卜占官僚が制定した甲骨には存在していないことになる。 「說文解字」はそこらを踏まえて、≪"hand"群≫を設定していることがわかる。儒教的な統治上のご都合主義から脱しての執筆であり、西欧的な分類感覚が見て取れる。その結果、極めて、構造的な字体系譜が構築されている。このお蔭で、小篆創成官僚の考え方がママ読み取れるようにできている。・・・ ❶≪手≫耳-手-女系 非卜占的概念(西欧の宣誓的描写) …関節より先の、指+掌部分のみ。社会機能表現名詞。 ❷≪"爪"群≫手の象徴的動作系 …"爪付手"を用いる代表的動作。 ❸≪"又"群≫hands ①≪三指肘(又𠂇)≫薬指と小指の捨象表現 ②≪hands(㕛→友)≫動作の基本は両手 ③≪右左寸≫峻別概念付加(明確な抽象用語化) ④≪derivatives≫高度なスキル技能は片手別々 ❹≪others≫剛一直線的あるいは過度屈曲的字体 …見かけ類似性の字体。(比喩的利用可能) ・・・≪手≫と≪右左寸≫は、秦王朝にとって"死活的に"†重要な概念形成文字。 現代人からすれば、実質的には、三指肘≒5指手、又≒右、𠂇≒左で十分コミュニケーションがとれるということで気にならないだろうが、そうはいかないのである。 (†食生活を支えるのが右手であったが、生産余剰の時代になると、視覚嗅覚に対応して作業できる左手が重要となったということ。戦闘では、力発揮より、標的正確性が勝敗の分かれ道になったし。左手能力の向上祈願の時代に変ったということ。それに伴い、高度な文化生活が実現されたということでもあろう。文字使用体制でも、発声呪術官僚→文字筆記官僚→甲骨刻字官僚という仕組みが消え去った訳でもともと関連性が薄い官僚としては自由に体系化できたことになろう。) 戶 ├┐ 耳│:主聽[象形]📖 │𦣞:𩔞[象形] ├┐ 手│#441≪手≫【手/𡴤/𠂿】㊎ ││#441≪手≫ 掌/𤓯 🆂 │𠦬:背呂 女 菐 ├┬─────┐ 𠬞𠬜 │ ├┐ │ 共異 │ ├┐ │ 舁𦥑 │ ├┬┬┐│ 䢅爨革││ 鬲││ 䰜││ 爪│#073≪爪≫【爪/爫/⺤/𫜵】🅱㊎ ││ :丮 覆手曰爪[象形] 丮│#074≪丮≫【丮】🅱㊎ ││ :持[象手有所丮據] 鬥│#075≪鬥≫【鬥】🅱 │ :兩士相對 兵杖在後[象鬥之形] 🤼 又#076≪又≫【又】🅱㊎ │ :手[象形 三指者 手之𠛱多略不過三] │ 3 fingers and a palm │#076≪又≫ 友/㕛/𦫹 🅱㊎ │ :同𢖽為友相交友 │#076≪又≫ 右 🅱㊎ │ :手口相助 ┌┬┬┬┬┬┬┤ │││││││𠂇#077≪𠂇≫【𠂇】:𠂇手[象形] │││││││史 │││││││支 ││││││𦘒 ││││││聿 ││││││畫 ││││││隶 │││││臤 │││││臣 ││││殳 ││││殺 ││││𠘧 │││寸 #089≪寸≫【寸】㊎ │││ :十分 人手卻一寸 動𧖴 謂之寸口[又+一] ││皮 ││㼱 │攴:小擊📖 │ 左 #146≪左≫【左/䶹】🅱㊎ 工 㠭 巫 #510≪九≫【九】🅱㊎ #011≪屮≫【屮/屮】㊎ #140≪丯≫【丯(/丰/𡴀)】:艸蔡[象艸生之│𢿱亂] ↑別字🅱 【附】手に関係する文字は、発祥の由縁がよくわからないだけでなく、異体だけでなく、相似的に映る文字もあるので、全体観を掴むのは容易ではない。 📖攴卜用爻 ヌ ヌ ㄡ 攵 文 𠬠 又 タ ヌ ㄆ 夂 夊 夕 支 攴 攵 文 歹 歺 女 𡚦(𠨰) (C) 2026 RandDManagement.com →HOME |