■■■ 小篆文字検討@「說文解字」「爾雅」[龠侖冊]■■■
"龠"の字義は、通説的には確定しているようだ。しかし、現物が判明しているとは言い難い。正確に言えば不詳と言わざるを得ないが、多分、そう考える人はいまい。

そこで、天邪鬼的に面白推定話を書いてみた。・・・

[#42]🅱🆂
📖口
龠/𠎤/籥[#43]🅱㊎🆂:樂之竹管 三孔 以和眾聲[品+侖 侖 理]
   ●この楽器は早くに消滅。中型笙"籟"だけが無くなるものだろうか。
    字体からは、縦笛を纏めた"笙"に映るものの。
    通説は、排簫(唐代作成名)の前身の"簫"。
   ●冠部分は吹き込む下向きのヒト口。それが重要となる笛。(吹@笛⇒龡𪛐)
    甲骨🅱には冠が無く、異なる笛ではなかろうか。
    三孔は吹口ではなく、指穴の可能性も。
   ●中華圏外で、強い空気音が愛されている伝統古笛対応はこの文字かも。
    トルコ/エジプト/ペルシア/中央アジア/モンゴルにそれぞれ存在。
    龢的な葦笛を元祖とする単純構造。これが、このタイプの一大特徴。
    鳴らす為には吹き込む角度を決める要あり。
    従って、竪(縦)笛や横笛と違い簡単に演奏できない。
   ●但し、下部の竹管を束ねた形にはそぐわない。
    ここには強い空気の流れの表象が欲しい。
   ●和(龢)はハーモニーのことだろうが、合奏の音合わせ器という意味では。
    様々な笛文字の偏として使用。(合奏用楽器の意)
         ≪竹≫:三孔龠 大者謂之笙 其中謂之籟 小者謂之箹
         cf.: 竽 笙 塤 龠 簫 篪 笛 管@「周礼」春官宗伯
     䶴:䶴 音律管壎之樂
     䶵:管樂
     龢:調
     龤:樂和龤
冊/𠕋/册[#44]🅱㊎🆂:符命 諸矦進受於王[象其札一長一短 中有二編之形]
     嗣:諸侯嗣國
     扁:署
  ≪亼≫侖㊎🆂:思

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