■■■ 小篆文字検討@「說文解字」「爾雅」[人]■■■ 「爾雅」の篇分類からしても、流石に同類文字として収録するのは如何なものかとの気分に陥っておかしくないだろうが、それを隠さず並べていそう。 そのお蔭で、官僚が拘りそうな秩序観とはどういうものかが見えて来る。(それは、古代ならではの、官僚層に限られた見方とも言い難い。東アジアの人々の性情そのものかも。例えば、他宗教から見れば、21世紀なのに、訳のわからぬ五行話に熱を入れる人々の社会に映る筈だし。言うまでも無く、こうした風土の根底に宗教がある訳で。それを見抜いていた儒教の人間学は極めて優れている。) ヒト文字についてはとりあげたが📖、"大"と"人"とは縁もゆかりもないとはっきり書いているようなもの。 大 [人形 古文𠘲]🅱 儒教的秩序の社会では正真正銘は"人"。直接的に書いてはいないが、系譜上のグループ観からすればそうなる。・・・ 大a big man as a leader 人person in a social class 儿a being(relatively human) 人🅱 ├┬───┬┬─────┐ 𠤎│ ││ │ 匕从 ││ │…二人 ├┬┬┐││ │ 比北丘㐺││ │ ↓儒教的社会秩序観でのヒト 𡈼│ │…人+士 重臥 │…人+臣 ├┬┬─┐ │ 身││ │ │[人之身] 㐆││ │ │ 衣│ │ │[覆二人之形] 裘│ │ │ ├┐│ │ 老││ │ (須髮變) 毛│ │ (眉髮) 毳│ │ │ │ 尸 │[臥之形] ├┐│ 尺││ (人手卻十分動脈) 尾│ [到毛在尸後] 履│ 舟│ 方│ 儿…(仁人)古文奇字人 系譜化は、眺めて検討するのに向いた電子テキストが無い上に、作成上のメモや系譜ドラフトの記載が電子テキスト上では、今もってえらく面倒。しかし、それ自体はなんら難しい作業ではない。記載の順番で、前後入れ替えなく、分岐表記するだけのこと。明らかに相同部品があれば直接継承だし。但し、見た目では分からない場合もあるが、解釈のなかに記述されている。従って、じっくり眺めれば、不明とか、系譜候補が並立することはまず無い。ただ、系譜的にかなり前の文字から跳んで繋がっている場合があり、すぐに気付かないことはある。例えば、上記で云えば<人→儿>。途中に"儿"の前段候補が他に無いので、解釈文から見て"人"でよかろうとなる。但し、この手の場合、多少の判断が必要なことがある。上記では<人𠤎匕→老>。時々見かける跳び越し記載としそうになるが、ここではその必要性があるとは思えないから(老=人+毛+匕)、"臥"の<身→[臥之形]尸>としてまとまっている箇所の一部と見ることになる。 (C) 2025 RandDManagement.com →HOME |