■■■ 小篆文字検討@「說文解字」「爾雅」[筋刀]■■■
さほど考えずに、見た目の字体関連性に従って、順列的系譜図を作成することはなんら難しいことではない。(但し、紙上記載の話であって、ソフトが無ければ電子表記は厄介そのもの。)とは言え、文字数が540と多いので一瞥だけでは難しいが、いくつかの跳び地を見つけることさえできれば、すぐに結論が得られる。どの人でも同じ結論に至るとは限らないかも知れぬが、細かなことを気にしなければ、違和感を覚えることも無かろう。

しかし、度量衡的標準化に邁進している状況下の文字創成官僚からすれば、受け入れ難いのでは。「說文解字」はそこらを考慮に入れて、文字体系を推測していると思う。

巻四[#133〜#141](・・・冎骨肉筋刀刃㓞丯耒)〜巻五[#142〜#145・・・](角竹箕丌)の辺りを例にとって考えてみよう。自然体で系譜図を描くとこうなる。
📖筋竹 📖㓞丯耒 📖刀刃

巻四







├┐

│├┐
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│││
││
││巻五








合字構造的には、以下の様になっているが、直感的(直観では無い。)に上記の系図を考えてしまう。論理性が薄いので、系図作成規定構築は難しかろう。・・・
   冎→┐
     ├骨
 ┌←肉→┘
筋┼←竹
 └←力@巻十三
   └⇒刀→┐
       ├刃
      →┘
     刀→┐
       ├㓞
     丯→┘
     └───→┐
          ├耒
         →┘
     刀→┐
       ├角
      →┘
   竹→┐
     ├箕
    →┤
   丌→┘

規定を見える様にするには、系譜スキームに基づいて系図を形成するしかなさそう。それに、筋は、力でなく刀の合字であると見なすなら別だが、どうしてその手の書き換えを行えるのか説明がつかない。尤も、合字で繋がりを設定するためのは、文字を補填する必要があり、余りに恣意的と言えばその通り。しかしながら、そうでもしない限り、字体系譜の態をなしていないことになってしまうので避けがたい。・・・
  卷四
┌─冎[#133]
│   ⮞骨[#134]
└─肉[#135]/𠕎
┌─┘
│   ⮞筋[#136]
├─(竻:n.a.)
│   ⮞(𰮁:n.a.)
└─刀[#137]
 ┌┘└────(刃[#138])
 │  ⮞㓞[#139]
 ├丯[#140]
 │ └────(耒[#141])
 │  ⮞ ※↓
 └(𱖆:n.a.)
      ↓巻五
    ┌─角[#142]/𧢲/⻆[象形 角與刀 魚相似]
    │   ⮞(䇶:n.a.)
    └─┐
    ┌─竹[#143]
    │   ⮞箕[#144][竹+𠀠象形 下其丌]
    └─丌[#145]

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