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2001.11.17
 
 


軽水炉問題(1)…

 IT技術の進歩で精密制御が可能になるから、エネルギー利用効率は飛躍的に向上する。

 しかし、常時稼動するコンピュータ数も増えるし、コンピュータが高速化するから消費電力量も増える。両者のバランスを考えると、エネルギー消費は斬増しそうだ。
 放出炭素削減の流れは既定路線だから、原子力発電は益々重要になる。

 しかし、原子力発電の発電量増加は2000年から急速に落ち込む。

 すでに、改良炉も稼動しているから、膨大な部品からなる炉の設計業務も不用となる。

 従って、注力すべき対象を、業務の合理化技術や、大幅コストダウン可能な燃料製造技術へ変えていくと共に、技術開発体制のスリム化を進める必要があろう。



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