■■■ 「說文解字」「爾雅」検討[19ca釋畜]■■■
羊に続いて、狗屬。「說文解字」型整理なら、犬と記載することになろう。
≪犬≫:狗之有縣蹏者
犬生三 猣 二 師 一 玂
未成毫 狗
長喙 獫 短喙 猲獢
絶有力 狣
尨 狗也
  ━━狗屬
狗四尺獒  ━━六畜

なんだかよくわからない記述から始まるが、ママ解釈することになっているようで、三つ子や双子を生むとされる。
特別に少産であることを貴ぶということなのだろうか。

そうだとすれば、「說文解字」が収録を見送っている手の用語を使うのだから、生贄(牲)として供せられていたと考える以外になさそう。しかしながら、それに対応できる程、少産が発生するとは思えない。これとは異なる意味を考えた方がよいのでは。
例えば、3種という意味では、狩[犬田]犬、吠犬(警備)、狧[犬食]犬に分かれる。こんな風に勘案したらどうなのだろう。但し、文字から、それを伺わせる点があるとは言い難いので無理があるが。とはいえ、"貢奉師子Lion"[「後漢書」卷四十七]という獅子の用例が<二>に当たる可能性は高そうだが。

尚、四尺の大型犬種名が引用されているが、この候補はかなり限られてくる。
 獒:犬如人心可使者
古くから存在しているらしい藏獒Tibetan Mastiffと思うが、同類の対狼大型牧羊犬かもしれない。
漢代は犬だらけの社会だったのかも。・・・
:南趙名犬獿獀
:少狗匃奴地有狡犬 巨口而K身
:短喙犬 …「說文解字」で≪爾雅≫引用。
:長喙犬
:黃犬K頭
:短脛狗
:犗犬
𤞛:妄彊犬
𤜵:獟犬
:赤狄 本犬種 狄之爲言淫辟
 (尨:犬之多毛者)
[𤜵犬]
[狂犬]/狂[狾犬]
[健犬]
[惡健犬]
  
  "犬"
     

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